労働形態は自分の体力に合ってる?
3月8
看護師の労働形態は2交代制と3交代制となっています。これは1日を日勤と夜勤で区切っているものです。病院によって違うのですが約7割の病院では3交代制を取っているようです。3交代制は1日を8時間ごとに分けています。日勤が8時から17時、準夜勤が17時から0時、夜勤が0時から8時です。対して2交代制は1日を12時間ごとに分けているところもあれば、忙しい日勤を8時間として残りの16時間を夜勤としているところもあります。日勤は朝の患者のバイタルチェックから始まり、入浴や食事の介助、検査の準備や入退院の準備など、時間に追われることもしばしばです。患者優先になるので自分のやるべき業務が時間内に終わらずやむなく残業、ということも珍しくはありません。3交代制のメリットは1回の労働時間が短くてすむことです。2交代制だと16時間の夜勤をこなさなければならないこともあるので、負担も大きくなります。夜勤は仮眠時間があるとはいえ、人数も少ないし日によっては忙しくなることもあるので、体力的にハードです。しかし2交代制では休みが多くなるということがあります。3交代制では日勤をこなしてから8時間後に夜勤、ということもあるので、あまり休んだ感じがしないときもあります。体力に自信がない人は3交代制で休みをこまめに取ったほうがいいですし、休みが多いほうが、長いほうがいいという人は2交代制でもいいと思います。最近では2交代制が人気のようですが、自分の体力などを考慮して決めましょう。